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ピッコリーには毎月たくさんの新しい本が仲間入りします。その中から、数冊みなさんにご紹介する「新着本紹介」。 そして、ピッコリーのスタッフたちが新着本とは関係なく、気に入った本や音楽を紹介する「おすすめ本」。チェックしてね。
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新着本紹介

絵本『だっだー』
主婦の友社
赤ちゃんのことばあそび。「ぶっひゃひゃぁー」「むちゅむちゅ」などの擬音語は赤ちゃんの言葉です。粘土の表情とことばがぴったりで、親子で声を出して楽しめる絵本です。0歳児を持つ親御さんから人気がある一冊です。(N)

絵本『ひだまり』
岡田千晶 絵
光村教育図書
乱暴者で自由奔放な猫、トラビス。ある日トラビスは、自分の魚を仲間にわけてあげる心優しい猫、ミケーレと出会います。トラビスとミケーレはいつも一緒に日向ぼっこをするようになりました。ミケーレという大切な存在ができたトラビスは、ふと、不安がよぎります。いつかミケーレがいなくなってしまったら…。優しく静かな筆致で、陽だまりの暖かさや感情の変化を描きます。大人の方もぜひ。(A)
おすすめ本
★はピッコリーにある本です
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★『ちょうになったぞう』
佐々木 マキ 作・絵
フレーベル館きれいな蝶になりたい象。カメレオンのおじいさんに教えられた通り、お花畑に寝転んで「ちょうになりたいぞう」と5回唱えて、パッと目を開けると…ぞうさんが耳を広げると形が蝶に似ていますね。ぞうは蝶になりました。さてさてどんな蝶になったでしょう。絵がやさしくとても色がきれいな絵本です。
(ピッコリースタッフ:尚)
★『串かつやよしこさん』
長谷川義史 作
アリス館「それではようござんすね。あげさせていただきます」なんでも揚げる串かつ名人のよしこさん。よしこさんの串かつは、人々を幸せにする串かつなのです。プリプリ怒ったお客さんも、よしこさんが揚げたイカの串かつを食べれば、たちまち上機嫌に!その後もいろんなお客さんがやって来ますが、よしこさんは静かに微笑みながら串かつを揚げ続けます。よしこさんのような人がいる串かつやだったら、通ってしまうかも…。長谷川さんが描く人々とギャグにクスッと笑えます。隅々までよく見てみると、いろんな発見があるかもしれませんよ!
(ピッコリースタッフ:あや)
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『こといづ』
高木正勝 著
木楽舎細田守監督の映画『おおかみこどもの雨と雪』と『バケモノの子』の音楽なども手がける音楽家、高木正勝さんの日々を、自然の流れのままに綴ったエッセイ集です。『こといづ』とは、「コトが出づる」という意味の造語なのだそう。優しい水彩の絵に惹かれて手にとりました。巻末に「はる」「なつ」「あき」「ふゆ」の楽譜が載っており、練習して少しずつ弾けたらいいなあと思っています。
(ピッコリースタッフ:ますこ)