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ピッコリーには毎月たくさんの新しい本が仲間入りします。その中から、数冊みなさんにご紹介する「新着本紹介」。 そして、ピッコリーのスタッフたちが新着本とは関係なく、気に入った本や音楽を紹介する「おすすめ本」。チェックしてね。

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2018年10月

新着本紹介



絵本『かいぞく がぼがぼまる』
かこさとし 作
復刊ドットコム

本書は、1978年・童心社刊「かいぞく がぼがぼまる」の復刊本です。むかしむかしのお話。海賊「がぼがぼまる」は子分を引きつれ、海や島で極悪非道のかぎりをつくしていました。そんなある日、「がぼがぼまる」の前に、海から不思議な少年が現れます。それは、かつて「がぼがぼまる」によって海に投げ捨てられた赤ん坊が、立派に成長した姿だったのです。自分を育ててくれた海の仲間に助けられ、少年は「がぼがぼまる」の海賊船に立ち向かいます。海賊の運命やいかに。辛い境遇に落とされ、苦難を強いられた時、少年はどうしたでしょう?困難はどう乗り越えるかを子どもたちに問いかけ、勇気を与えてくれる一冊です。(N)





一般『答えのない道徳の問題 どう解く?』
山崎 博司 文
木村 洋・二澤平 治仁 絵
ポプラ社

1+1の答えは2。こんなふうにすぐに答えがみつかる問題もあるけれど、どうやって解いたらよいかわからない問題も、この世の中にはたくさんあります。そんな「どう解く?」という問題を集めたのがこの本。たとえば、「たべもの、どう解く?」では、「食べていい動物と、食べちゃいけない動物の違いってなんだろう?」と問いかけます。大人でも答えに詰まってしまう問題ですね。何が正解なのか答えるのが難しい問題を考えるために、大人や子どもの意見のほかに、ジャーナリストの池上彰さんや、詩人の谷川俊太郎さんなどの13人の著名人もヒントを与えてくれます。普段「なんで?どうして?」と深く考えずに過ごしていることに気がつくでしょう。この本をきっかけに、一度じっくりと考えて、自分なりの答えをみつけてみてください。(A)

おすすめ本

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