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ピッコリーには毎月たくさんの新しい本が仲間入りします。その中から、数冊みなさんにご紹介する「新着本紹介」。 そして、ピッコリーのスタッフたちが新着本とは関係なく、気に入った本や音楽を紹介する「おすすめ本」。チェックしてね。

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2018年04月

新着本紹介



絵本『わたしの おひっこし』
イヴ・バンティング 文 ローレン・カスティーヨ 絵
さくまゆみこ 訳
光村教育図書

女の子が一人、玄関前の階段で浮かない顔をして座っています。目の前の庭には、家具や家電など、これまで使っていたものがずらり。女の子は今度、家族で小さなアパートに引越しをすることになり「おひっこしセール」をしているのでした。思い入れのあるベッドや自転車が、知らない人に買われていく様子に、女の子のやり切れない気持ちが伝わってきます。引越しの理由が「おかねのこと」だったり、おばさんに「あなたもうりものなの?」と聞かれたり…。けれど、最後は家族の絆をしっかり感じることができ、家族みんなに笑顔が戻ります。家がからっぽになっても前向きに生きようとする女の子の姿に、励まされます。(A)





知識『はるの くさばなあそび』
大久保 茂徳 監修
佐野 高太郎 写真
ひさかたチャイルド

最初のページには身近な場所にはえている春の草や 花の紹介があり、図鑑のように調べることができます。そしてそれらの草花を使っての遊びがたくさん紹介されています。例えば、マレンゲソウの花のくきをからませながら編んでかんむりにしたり、開く前のタンポポの 綿毛をびんに入れて綿毛のびんづめを作ったり…。写真で、春の草花遊びの楽しさを伝えます。絵本をヒントに、 屋外で遊び植物や自然が身近に感じられる一冊です。(N)

おすすめ本

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